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  日々の記録 〜 はたしてSIMは日々何をしているのか? 〜 

SIM Webタイトル(小)



2003年7月1日〜31日
上から順に新しい記録です。
出産と子育て開始の激動?の月になりました。

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7月31日(木)
だんだん蒸し暑くなってきました。今日で7月も終わり。早いなぁ。明日からぐっと暑くなりそうなので赤ちゃんの汗かきとか経験ないのでちょっと心配。どの位ケアしてあげたらいいのかなー。
今日はK氏の母が来て下さいまして、息子の面倒含め色々見ていただきとても助かりました。人様に息子の面倒を少しでも見てもらえると(それもとても嬉しそうに)こんなにも母親がリフレッシュ出来るとは。本当にありがたいことです(_._)。
いくつか書き込みとかROMしているインターネットのとある再婚関係の掲示板で、つい子供の事を書いていたら「子供が出来ず苦しむROMの人もいるのだから書き込み注意して下さい」という旨の書き込みが。はっといたしました。色々な立場の人がいると分かっているつもりでしたが配慮が足らなかった面も確かにあるな、と気付かせてもらいました。書き込みはもちろん辞めませんが、配慮はしすぎて困る事は無いなーと思いましたです。ハイ。
7月30日(水)
朝から雨で湿っぽい1日。出産後ようやっと?3週間経ちました。今日も昼前にSIM母が来てくれてあれこれと雑談。私は毎日ずーっと見ているのであまり気が付かなかったけど、息子の表情の変化のバリエーションが増えてきたようです。確かにデジカメの写真をずっと見てみるとそんな感じです。そうやって少しずつ生物から人間になって行くのだろうか?
昨日インターネッットの掲示板に心情暴露したら、様々な同じ様な思いをしている人の書き込みがあって救われた気分。始めては皆不安で一杯なのだよね.....。やはりずっとぐずって寝ない赤ちゃんもいるようで各々苦戦しているよう。掲示板での様々な情報交換(ほ乳瓶の消毒とか、お風呂のタイミングとか)も、とても参考になるので息子が寝ている隙を見計らって(汗)何とか1日1回はインターネットに繋げている私です。
7月29日(火)
夜中と早朝の授乳で睡眠不足でバテバテの弱気になってしまう。朝出勤前のK氏に「もう育児やだー」と愚痴りまくったり。正直全部投げ出してしまいたい気分でした......。新生児期の細切れ睡眠不足は覚悟はしていたけど、ここまでハードだとは......。 すっかりダメダメ母な気分で今日の午前中はすっかり落ち込んでしまいました。母親のスイッチがまだ入りきっていないのかなぁ、と思ったりもしました。ごめんね>息子、と寝顔にそっとつぶやいたり。結局夫と毎日顔を出してくれるSIM母の励まし、そしてインターネットの掲示板への心情暴露?でなんとか回復。とにかくこの期間は永遠に続く訳ではないと経験者の方々は皆言っているし、やるしかないですねぇ。でもつわりの時も思ったけどその渦中の時ってやっぱり辛いのよねぇ(苦笑)。そして昼は比較的飲んで素直に寝てくれた息子ですが、夜お風呂に入った後は飲んでも寝なくてK氏と二人して大苦戦。うーむやっぱりいつまで続くのかな?これは(^_^;;; と思いますよねぇ。ふー。
7月28日(月)
ウチは比較的静かな住宅街にあるので日中は結構静かです、昼間そこでずっと息子といるのも静かでいいのだけど、さすがに息が詰まるよーな気がする時もあるので、今日はFMを小さめの音でずっと流していました。案外いいかも(妊娠時代に一度やったけどその後やってなかった)ニュースとかも聞けるしね。息子はあいかわらず飲んで排せつして泣いて寝ております(爆)。とにかく毎日相手をしていくしかないと思って、意識して語りかけしたり一人突っ込みしたりしてみたり(笑)まだぽや〜んとして反応してるのかどうかわからないけれど(^^;)。
色々な方からお祝いを頂いています(感謝)。ベビー服を下さった方も数人いらっしゃるのですがこれがまたどれもかわいくて(^^) 息子に着せて似合うかなぁ、なんて思ったり。
7月27日(日)
K氏の全面的バックアップ(というか、母乳以外は私と同じかそれ以上の育児能力?!かもしれない。尊敬です。)のおかげでだいぶリフレッシュ?出来たような気がする。息子は相変わらず寝ずにこまめにミルクを要求するかと思えば、こてんっと3時間位寝てしまう時もあるし(その時は親もすかさず休憩モード!)。今のところ最長でも3時間半位で起きて泣いてるので大丈夫かと(保健師さんもそう言っていたし)思い、とにかく息子の生活リズムに合わせる事に。あまり気にし過ぎず、おおらかにいきたいなぁ。でも日暮れ時とか意味もなくセンシティブになって”これから大丈夫かなぁ”と考え込んでみたりする時もありますねぇ。
K氏の職場の方から心配いただいてお電話を頂く。子育ての大先輩な方で、また色々お話出来るといいなぁ。
7月26日(土)
昨日のK氏帰宅のあたりから、2時間以上ぐずる息子との戦い?にへばりかけ、今日も午前中からぐずり続けすっかりグロッキー。ミルクを上げたり、おむつの様子を見たり、服が濡れてないか見たり、抱いてあやしてみたり.....あれこれ思い付く限りやってみてもなかなか寝てくれないと、すっかり体力消耗.....。さすがに母乳の練習もちょっとだけ休み気味で午後K氏に息子の面倒を見てもらって少し休憩を取りました。育児はまさに体力勝負だと実感。高齢出産になってしまったのは仕方ないけど、そういう所が20代での出産と大きく違うのだろうなぁ.....。
夜、テレビを久々に見る(笑)隅田川の花火大会って今日だったのねー(^^;)。でも空撮での上空から見た花火とか、ここ一番のリプレイとか、テレビならではの演出?で結構楽しめました。
7月25日(金)
杉並区の保健所から、保健師さんの新生児訪問がありました。二人でいらしていただいて約1時間。色々質問に答えていただいて、今までやっていた事が間違ってはいない事を確認して少し安心。しかしまさに『持続は力なり』で毎日凹んでばかりはいられないよーです。今日は息子のお乳の吸い付きはまたいまいちでしたが、まぁ仕方ないか.....。それより午後3時位から延々3時間以上ぐずったり寝たりでこちらも万策尽きそうになりかなりへとへと。幸いにもへばる頃?にK氏が帰宅してバックアップしてくれたので何とかなりましたが.....。まったく育児って毎日新しい経験ですね。
会社からは毎月給与明細が郵送で来るのですが、ついに収入が無くなり(当たり前だ産休中だもの)会社建て替え金のマイナス収支になってしまいました(爆)健保組合とか雇用保健とかから少しは出るのですが(申請書類提出済)タイムラグがあるし、いよいよ収入減の試練?が来たなーと覚悟をしないと(^^;)。今日はその他に職場の庶務の方が健保の会誌をわざわざ送ってくれました。心遣いがちょっと嬉しかったりして。
7月24日(木)
今日もSIM両親が昼前にやってきてくれました....本当にお世話になりっぱなし。助かります(_._)。息子はお乳へのかぶりつきがすこーしずつ上手くなってきている感じですがまだまだ一進一退。でもあきらめずにマイペースで。足りない分はミルクで補ってるんだけど飲む量も、飲んだ後の寝る時間も一定してなくて(あたりまえか....)ぐずって寝ないと疲れるし、かといって爆睡しているのを起こして授乳なんて可哀想だし、赤ちゃんのリズムにまかせるしかないのかな?と悩んだり。
夕方、杉並区の保健所から電話あり、明日新生児訪問で保健師さんがいらして下さる事に(区のサービスで赤ちゃんが産まれたら希望者には保健師さんが無料で訪問してくれるのです)。色々聞いてみよう。
息子が爆睡している間にインターネットしてる私ですが(^^;)今日は某掲示板の「7月出産」トピを久々に読む。それぞれの出産、そしてその後の育児の話を読んでなんか励まされました。そしてその中の一人の方が「7月産まれの育児」トピを立ち上げてくれてたのでさっそく参加表明。少しでも話せる『場』が多いといいなーと思って。
7月23日(水)
昼前にSIM母がやってくる。久々に車を運転して、池袋に行くという父を駅で降ろしてきたそうな。一気に色々回復してきているようで何よりです。やはり孫の誕生が弾みかな?午後車で産院に連れていってもらい、助産師さんに息子を見て今までの育児の相談など。基本路線?は間違っていないようで一安心。とにかく母乳は気楽にもうしばらくがんばってみてくださいとの事。そして戻ってきた父は孫向けのおもちゃ(ベビーベッドに取り付ける、かわいいオブジェがくるくる廻るオルゴール付きのやつ)を買って来ました。なんでも自分でデジカメで撮影した息子の写真を飾って毎日眺めているそーで。そうかすっかりジジバカ?だったのねー、と思うと、昨日まで接し方でちょっと矢悩んでいたのも何とかなるかー(傍若無人な物言いをしたりする所があるんです)と思えてくるから不思議。おもちゃは帰宅したK氏にさっそく取り付けてもらいました。
息子への母乳の授乳は一歩前進。今日はずいぶんと「はぐはぐ」とぱくついてくれる時間が増えてきました。でもまだお乳の量が充分ではないらしく、結構長時間ぱくついてくれるも不満足気で(すまん)ミルクで補充。夜はそんな訳でお乳吸ってくれて嬉しいでも中々寝ないーという訳で1時間半近く格闘?してしまいました。息子も疲れたであろう。すまんのぉ。でも少しずつ努力していくからね。
この日記は基本的に毎日更新をモットーにしてますが(でないとワケワカになりそーで)なにせ息子が寝てる間、あるいはK氏が見ていてくれる隙?を見て更新してますので、日本語等ちょっとめちゃくちゃかもしれませんがなにとぞ御容赦をー(_._)。
7月22日(火)
今日も色々。午前中SIM両親が来てくれるも、SIM父との接し方で色々あって(まぁ性格とかある訳ですよ、ハイ)ちょっとした事でまた動揺して涙したり(息子よゴメン)K氏が午後休暇を取って早めに帰宅してくれたり。会社に提出する書類は産院の分は両親が、銀行の分はK氏がもらってきてくれました。 様々な人に支えられてなんとか日々を送っている私です。夜はミルクを今までになくドバッと吐いて焦ったり。毎日親も必死に勉強している感じです。
7月21日(月)
今日は比較的息子はまとめてコトーンと寝てくれて、こちらも睡眠を細切れながら取る事ができました。とりあえず細切れ睡眠でも親は死なない程度に休養は取れる(笑)というのも分かってきたし。友人からもメールでアドバイス頂いて心がだいぶ楽になってきました。K氏も育児と家事に全面協力、合間に買物とか行ってくれたし....と思っていたら夜に一瞬洗面所に行って目を離した隙にミルクをげぼっと吐いてしまって焦る。うーむ油断ならん(^^;)。
明日はまず会社に連絡取って書類の確認かな? 日々連続した時間ながら、やっぱりメリハリはある程度欲しいなと思ったりもします。
7月20日(日)
早朝と午後に(もはや1日という区切りはウチには無い(^_^;;)どうやっても息子を寝かしつける事ができずむずがらせてしまいました。おむつ見たり、服が濡れてないか見たり、乳を含ませてみたり(まだまだうまく吸い付けないけど)、ミルクあげてみたり、抱いてあやしてみたり、どうやっても寝てくれず決定的な原因が分らずK氏共々頭をひねる。結局はあれこれやっている内に息子本人が疲れるのか?ある程度経つとすとーんと寝てくれるんだけどそれまでが大変。
なにせ始めてだらけなので、こういうので悩むのとか時間が経っていくのは仕方ないと思うんですが、赤ちゃんになにか悪い事をしていないだろうかというのが心配。こういう時にさくっといつでも電話で相談できて「それはその子の個性ですよ、大変ですがそういう時は寝るまでなだめてあやしてみてね」と言ってもらえれば少し安心出来るのだけど。インターネットで探してみたら、ダイヤルQ2サービスを利用した有料のがあったけどどうなのだろう?とにかく何でもいいから気軽に話せて相談できる所が色々欲しい。とりあえず平日になったら区の保健所とかにも電話してみようと思う(これはK氏が強く勧めてくれていることですが)。
合間をぬって、会社に提出する育児休暇の書類を書く。産院の医師または助産師が記入しなきゃならない部分があったり(健康保健宛書類)、給与振り込み銀行の確認印が必要だったり(雇用保健宛書類)産後外出がままならないのにどうしろというのーといった感じ。とりあえずK氏に動いてもらうようお願いしたけど、色々きちんとやるのは大変ですね(^^;)。
7月19日(土)
すこーしずつではあるけれど息子に慣れてきた?感じ。でもまだまだ不安ではありますが、先輩諸氏のアドバイスを色々頭にいれて少しずつ。昼前におむつを替えようとしたら股の部分に皮剥けを発見。焦ってとりあえず産院の助産師さんに電話して聞いてみる。とりあえず清潔にして様子を見て、とのこと。昼間K氏と面倒を見ていて、おむつを替えても食事?をさせてもぐずりが止まず原因も分らず凹みそうになるが、あれこれしていたらコトンと寝てくれたり。うーん、いったい何なんだ?(^^;)>息子。そんなこんなで、ちょっとした事でもすぐ不安になってしまうけれど、いずれもっと大胆になっていくのだろうか?そうでありたいなぁ、とも思う。
私が外出出来ないのでK氏が夕方買物に行ってくれる。まぁ、ついでに自分のモノも色々買って来たようですが(笑)
7月18日(金)
SIM母が昼前に来て色々食事関係を作ってくれる。午後帰ってひとりで息子の面倒を見ていたら、また訳もなく不安になってきて帰宅したK氏に愚痴っぽく相談。なだめられる。経験者に相談した方がいいのかも?と母子手帳にのっていた東京都の夜間電話相談(母と子の健康相談室)に電話して、産後の母親の外出とか赤ちゃんの事とか聞く。母体の回復は油断禁物でやはり一ヶ月検診までは自宅療養して下さいとの事。母乳の事もアドバイス頂く。気長に根気よく続けるしかないそう(あたりまえか.....)。K氏も夜、育児に付き合って昼間は通常勤務でさすがに疲れた感じ。お互い無理しないようにしないとね。夜はなんとかある程度睡眠が取れるようになりつつあるような、といっても1〜2時間程度ですが。
会社からさっそく書類届く。早めに提出するようにしよう。
7月17日(木)
今日はK氏の母が昼頃から来て下さり、息子の見張り?とか抱いてあやしてくれたりとか色々面倒を見てくださり、おかげで私はちょっとまとめて休息が取れました。午後、授乳してもなかなか寝ないでぐずっていてずっとあやして下さっていたのですがその原因がおむつが湿ってたりとか(さわっただけでは表面さらっとしていてわからないんです>おむつ)毎日一つずつでも発見?して前進して行くのですね。その時にへその緒が取れかけていたのでそのままにしておいたら、K氏が帰宅してお風呂に入れて上がったら無い!(爆)一瞬焦りましたが(焦ることもないが....)お風呂に残ってました(^^;)。という訳で無事にへその緒も取れて良かったです。母乳の件も焦らずいこうとある意味開き直ったらちょっと気が楽になりました。
会社の総務(人事)に電話をして育児休職の書類一式の送付をお願いする。きちんと出すものは出さないとね。
7月16日(水)
Webの更新を再開したら、色々な方からメール頂いてます。特に子育ての先輩方々からのコメントは参考になります。出産数日後からいわゆる”マタニティ・ブルー”が出て思いっきり情緒不安定。ちょっとした事でぽろぽろと涙が止まらないという状態を数回経験しています。今日も三鷹のSIM両親が来て帰った後、些細なきっかけで膝の上で授乳しながらぽろぽろと涙落としてしまいました。うぅ、ごめんよう>息子。K氏が帰ってくるまでそんなことでブルーになっていたのですが、K氏に話したり、メールを色々見たりして気分転換できて何とかなりました。産院が基本的に母乳指導な所で、それはありがたい事ではあるんですが色々言われて、ちょっと自分的に母乳にこだわりすぎて考えているのかもしれない。でも今はマッサージすれば出るから、もう少しがんばってみようかとは思ってます。息子もなんとかがんばって吸い付こうとしてくれてるし....でもあまり無理はしないように考えよう。難しいけどね。しかし自分もK氏もミルクオンリーでちゃんと育っているからきっと何とかなると思う。
ちなみに、自分的にはココで暴露するのも気分転換の一つと考えています。後から「こんな事もあったっけ」と笑って読み返せるように。
7月15日(火)
退院後いよいよ昼間一人での育児開始。目の前の未知なる壊れそうな生き物(なんかまだ息子という気がしない....人間というより生き物ですね)とどう接したらいいのかわからず不安で一杯。でもなんとか周りのサポートも得てやるしかないなーと腹をくくってみるものの、色々と難しいものですね。ともあれ新しい家族が増えての生活いよいよ本格スタートです。
昨日ようやっとトップページだけ更新したら、色々な方から早くもお祝メール頂いてます。ありがとうございます。
7月14日(月)
散々な夜が明けて(爆)いよいよ退院。朝一で私と赤ちゃんと各々退院診察。昨日大泣き(私が....(^_^;;;)したおかげでまぶたが腫れてしまい、先生にまたもや苦笑される。うぅ、すみません色々御迷惑おかけして......。おかげで退院時先生と記念撮影をしようとしていたのですが諦めました(その後一ヶ月検診時に無事記念してもらいました。)。K氏母も色々用事を済ませて迎えにきてくれ(入院費の支払いのお金を昨晩のK氏の指示で数カ所から集めて持って来てくれたのだ!)3人でタクシーで退院。
いよいよ自宅での家族での生活が始まりました。とりあえず私は退院直後という事で安静にさせられ、K氏と義母であれこれ買物など動いてくださる。なにせ入院中ほとんどK氏は私の方にかかりっきりだったので家の中がまだ完全に赤ちゃんを迎える体制になっていなかったのです。
夜に友人からレンタルのベビーベッドが届く。思ったより大掛かりで、梱包の手間に頭が下がる。おまけに組み立ての詳細な手描きマニュアルまで付いていて感激。本当にありがとうございます。立派なベビーベッドで、義母も私の両親も感心していました。
そして、そんな状態でありながらずっと気掛かりだったインターネット関係の方々にお知らせをする。自分のページのトップだけ取りあえず更新して友人達の掲示板数カ所とML数カ所にお知らせ書き込みとメール。それだけはどうしてもやっておきたかったんです。
7月13日(日)
そういえば息子が生まれてから毎日雨が降っています。うーむ生まれながらの雨男か?(爆)。ちなみに出産した産院はココYahooの掲示板で偶然見つけた所だったんですが評判も良さそうだし、何より自宅から徒歩15分位の所だった事と個人病院で待ち時間が比較的少ない事(土曜日はさすがに混んでいて最大1時間位待ちましたが、平日はほとんど待たないで診察でした)、そして勤めているので土曜日午前中だけでも診察がある事、といった条件で選んだのでした。その中で母乳育児にも力を入れているというのも好感度大だったんですが、出産前にもっと色々聞いておけば良かったと思います。とにかく無事に産まれる事までしか考えられなくて、その後の心の準備がほどんど出来ていないままの出産だったので.....。そう、私はこの病院で出産すれば、ちょっとの指導で母乳がどんどん出るものだと信じていたのです。本当はそうではなくて実に個人差があるものだそうなんですが.....。
授乳は母乳とミルクとの混合で続行。体重は一番減った時で2350グラム位だったそう。出生時が2608グラムだから本当にか弱い感じになってしまい、だっこしていても物凄く頼り無くてとても心配。そんな状態で母乳の出も吸い付きもいまいちなので精神的疲労もピークに。夜9時の消灯時についに自分的に壊れてしまい、見舞いに来た義母もいる前で「帰ると寂しい」とボロボロと泣きながらK氏を引き止めてしまう始末。本当は今晩はK氏義母と一緒に自宅に戻って、明日退院時に迎えに来てもらう予定だったんですが、そういう訳で急遽義母のみ自宅に戻ってくれる事に。そんな私を黙って見守ってくれて、あえて刺激するような事は何も言わずに(その後も何も言わずに)K氏と相談して臨機応変に対応して自宅に一人で泊まってくれた義母には本当に感謝しています。本当に私は素晴らしい夫と義母を持ったと思っています。
K氏が残ってはくれましたが、一度壊れた自分の心がなかなか直らず、せきを切ったようにわぁわぁと暫く泣き続けてあれこれK氏にぶつけてしまいました(一瞬ですが本気で険悪な雰囲気になりかけたほど)。しばらく泣いてひと段落はしたのですが、そうしたら今度は頭がガンガンし始めてきてしまいました。夜勤の助産師さんに相談したら、血圧が少し高めでなおかつ低血糖だからかな?との事。病院の食事だけでなく、少し他の物も口にしてみては、と、ゼリーなど頂くがそれでも足りずにK氏は許可を得て大雨の中、真夜中のコンビニまで食料を調達に行ってくれました。本当にすまんのぉ.....。買って来てくれたおにぎりとゼリーを食べて、赤ちゃんは助産師さんに見てもらってようやっと安心して少しまとめて寝る事が出来てようやっと落ち着きました。やれやれ......。
し、しかし病院の入院案内には『この食事以外には なるべく なにもとらないようにしてください。 特に甘いものは禁物です。』ってあるんです。うぅー。真面目にその通りにしていた私が大バカちゃんだったのだろうか?その為にわざわざ差し入れのプリンとか羊羹とか自宅に持って帰ってもらっていたのにー(爆)


7月12日(土)
昨晩からK氏が泊まってくれて(ソファーベッドで寝にくくて辛かっただろうに......)おむつ替えとかできる限り見てくれて感謝。今日は朝、助産師さんの沐浴を夫婦で見学。出産前に区のパパママ学級で一度人形でやってみたけど、やはり実物は違う(^^;)。それにまだまだ小さくて(丁度生まれて数日後、一番体重が少なくなる時だった)壊れそうで不安。赤ちゃんはのへーっとした表情でおとなしくお風呂に入っていましたが。
母乳と糖水だけでは体重の減り方が限界との事で助産師さんの指導でミルクとの混合を始める。昨日午後赤ちゃんがやけに大人しかったのはその為だったそうな。それに新生児黄疸も出てるとの事。どちらも気が付いてあげられなくて、いきなりダメダメ母ちゃんだわー、とまた落ち込む。そんな私を見てK氏は今晩も泊まってくれる事に。きっと不安で見ちゃおれんという感じだったのでしょう。
K氏と息子の名前の件で相談、ほぼ決定。友人数名にメールしたら”あなた達らしい”と好評?!週明けにさっそく届け出をする事に。結局は親の趣味なネーミングになってしまいましたが、夢のあるいい名前だと思っております。成長して「どーして僕にこんな名前付けたんだよー」とグレませんよに(笑)。ちなみに名付けにあたって考慮した事は、(1)私達らしいちょっと変わった名前。(2)漢字を見て素直に発音して間違ってない名前(変わった読み方をしないもの)。(3)名字と合わせて発音してバランスが取れている。(4)画数が多すぎない(テストの時名前書くのが大変でないように(^^;)....といった所です。姓名判断はやりませんでした。結局気にしないので(笑)。
7月11日(金)
昨晩もまだまだ不馴れで眠れず、朝には睡眠不足が極限状態に。このまま寝られないでへばってしまうかも、と本気で考えて落ち込んでいました。それに加えて母乳の出と赤ちゃんの吸い付きもいまいちなままだし、不安も極限状態に。こんな様子では退院後大丈夫なのだろうか?と独り入院室であれこれ思い悩む。助産師さんは「いつでもナースコールして聞いてね」と親身なのですが、やはり複数の産婦さんをケアしているし、4名の助産師さん、各々に微妙に母乳指導が違っていたりして(おおむね方向性は同じなんですが)細かい指導の違いが凄く気になってしまったり。これも後から大反省した点ですが、とにかく最初から無心に育児のイロハを聞いてしまった方が良かったのかも。それとも逆に混乱したかなぁ....?
7月10日(木)
昨晩夜勤の助産師さんに「赤ちゃんがこれだけ寝るのは今晩くらいよ。授乳始まると2日位ほとんど寝られないだろうから今の内寝ておいて」と言われるも自分の不馴れとやはり赤ちゃんが気になってほとんど眠れず。そんな中、足をバタバタと元気良く動かす赤ちゃんを見て、なんか既視感あるなーと思ってフト気が付く、これって胎動と同じぢゃん(笑)ちょっと和めました。
朝食後、助産師さんが赤ちゃんを沐浴に連れていってくれた間約1時間半位爆睡。体のあちこちが痛くなってくる。子宮が収縮して元にもどろうとする痛みでお腹もしくしくする。昨日は出産の興奮でまぎれていた痛みが今日になってどっと来た感じ。
午後にK氏の母とSIM両親が見舞いに来る。赤ちゃんと初体面で大喜び....なのは良かったのだけど、なぜか「お乳あげてみたの?」という言葉がとても気になってしまう。もちろん軽い気持ちで言ったのだろうけど、まだ実際にお乳あげてみてなかったしどうなるか分らない不安で一杯だった。思わず皆が帰って夕方見舞いに来たK氏に愚痴って涙ぐんでしまう。思えばこれがマタニティブルーの始まりだったのかも。
午後、助産師さんに指導されつつ恐る恐るお乳を含ませてみる。でもまだあまり出ず、赤ちゃんもほとんど吸い付いてくれない。とにかく吸い付く練習を毎回の授乳ごとにして下さいと言われる。大丈夫だろうか......?
7月9日(水)
前日夜中から陣痛でほとんどまとまった睡眠など取れぬまま、食べ物もロクに受け付けず(吐いてしまうので)K氏にさすってもらって何とか陣痛を耐えている内に夜はだんだん明けてくる....助産師さんに「トイレ行ってお小水出しておいた方が赤ちゃん下に降りてきやすいですよ」と言われてトイレに行くも痛みで動くのがしんどく、えらく時間かかったりとか。
早朝時点ではベッドに腰掛けてほとんど動けない状態。すでに体力がほとんど尽きかけていて、頭の中では通常分娩は白旗(ギブアップ)状態だったので、K氏とも相談して帝王切開で出産していただこうという事になり助産師さん通じて先生に伝えてもらう。実は私の場合、骨盤の形と仙骨という骨の形の問題により、自然分娩でも胎児が産道を通る時、”第2回旋”という段階でにひっかかる!かもしれないと事前に言われていたのです(後で知ったが、そういう事で先生はあらかじめ帝王切開の手術の準備はしてあったらしい)。
※胎児は産道を通る時に生まれ易いように体を回転させるそうです。詳しくはこちらが図解もあって分り易いかと(^^;)。
とりあえずまた内診しましょう、という事になり分娩室に助産師さんとK氏に両脇をささえられ途中痛みのピークで数回座り込んでしまったりして瀕死の状態(爆)で分娩台まで移動。
早速先生の内診、そうしたらいきなりパシャッと水が流れる音。内診と同時に破水したようです。
先生は相変わらずで「きれいな羊水だー。おぉ、これは午前中に生まれるぞー」そしてぼそっと「これで最初からカイザー(帝王切開)という事は無くなったなー」
はぁ、そうですか(^^;)しかしいったいあとどの位かかるのだ?とぼーっと考えていたら、助産師さんに「はい、これからがんばっていきんで下さいねー」という言葉でいきなり”出産モード”へ....(爆)もう力尽きていて帝王切開のつもり?だったので大いにとまどう(^^;)ココロの準備が出来ていないってばー。
先生と助産師さんはテキパキと出産モードの準備を進めていく。「もうすぐですよー。もうひとがんばりですよー」と助産師さんに励まされるも、ついつい弱気になってしまって『もう気絶したい〜〜〜』と言って苦笑いされてしまった。うぅ.....(^_^;)
準備の間にK氏にぬかりなく「カメラ入院室から取ってきてー」と頼みました。なんか記録しなきゃ、という使命感があったのよね.....(笑)
そんな状態でも陣痛は引続きあったのだが、間隔がずっと5分程度の間隔だったように思う。もっともこの時の体感時間は随分狂っていたようなので(経過時間にょり体感時間の方が短く感じていたようだ)実際最終的に何分間隔だったかはかなり記憶がいいかげんだったりします。
という訳でいきなり「いきんでー」の”出産モード”に突入。陣痛からずっと付き添っていたK氏は否応も無く立ち会いに(爆)。
この産院は立ち会いとか非常に大らかで、私はパジャマのまま分娩台に上がったし、K氏も普段着のまま立ち会い。先生と助産師さんも堅苦しい手術着ではなく簡単なエプロンに衛生手袋位の装備でした。最終的に分娩台の上で普通に仰向けで出産しましたが、希望すれば横向きとか床で四つん這いとかでも出産は可能でした(ちなみに事前予約ですが、ここは水中出産もやっています。扁平仙骨というリスクが無ければチャレンジしてみたかったよーな気もするんですが>水中出産)
さて、出産のクライマックス?”いきみ”というのは言葉で説明するのは非常に難しいのですが、要はお腹に思いっきり力を入れて最終的に胎児を外に押し出すという作業です。一応会陰切開の意志確認と、もしかしたら鉗子分娩か吸引分娩もあり得ますよ、という説明をされる。無事に生まれるならどのようにして頂いても結構です(笑)と返事する。
「両足を開いて」「深呼吸して息を止めて」「アゴを引いて」「全部押し出すつもりで(^^;)力を入れて」「声を出さないで息継ぎして」と矢継ぎ早に助産師さんにいきみを指示されるが、そんなにいっぺんに言われる通りにやろうとしても難しいっすー(爆)結局K氏も巻き込み、足が閉じないように押さえてもらったりしました。
陣痛でへろへろで、もう力なんか出ないと思っていたけど実際何とかなるもんで(というかもう「どーにでもなれっ!」という感じだった)頭の中では、暗闇の中にほのかに見える彼方の灯を目指して得体の知れないモノを押し出す、といったイメージで、とにかく陣痛の波に乗っていきみました。
そうこうしている内にいよいよ頭が出てきて、助産師さんに「頭が出てきましたよー、触ってみますかー?」と言われましたが、なんか恐くて触れませんでした(爆)うーむ、めったに無い体験だから触っておけば良かったかな?(^^;)
タイミングを見て、先生は会陰切開をしたらしいんですが、全然分りませんでした。
そして何回位いきんだだろう?何かがするりと抜けるような感覚?があって、すぐ元気な産声。そして助産師さんの明るい「生まれた〜、男の子〜」という声。
6時48分、男児出産。あぁ生まれた.......。
その瞬間、陣痛の痛みと妊娠&陣痛中あった吐き気が実にすっきりと消えました。ホント、すっきりと(笑)
産声を聞いて『あぁ、肺呼吸はOKだな』とひと安心して、次に『体はちゃんとしてますか』と思わず確認してしまいました。何があっても全て受け入れる心の準備はしていたけど.....。五体満足でした。
助産師さんがしっかり受け止めてくれた赤ん坊は、まだ生まれたままで血がついて、へその緒も繋がった生まれたてのホヤホヤ状態で私のお腹の上に乗せてくれて初体面。始めて見た印象は『あ、思ったより体や顔がしっかりしているなぁ』でした。もっと赤黒くてくしゃくしゃなのかと思ったけど。
そして立ち会いのK氏の最初の大仕事?のへその緒カットも無事済み、赤ちゃんは助産師さんに連れられてちょっと離れた所で体を綺麗にしてもらって身体測定。大きさはそれなりかな?と思ったら出生時の体重は2608グラムだとか。思ったより小さかったです。予定日1日過ぎに生まれたので未熟児ではなかったのですが。
※後から聞いた話ですが、もし3000グラム位体重があったら胎児が大きすぎて前述の第2回旋の時にいきんでもひっかかって出てこなくて、その時点で帝王切開になっていたかもしれなかったとの事。一番安全な方法で小さめに生まれてきてくれた赤ちゃんに感謝。しかし陣痛開始のメカニズムって不思議ですね。
赤ちゃんの身体測定その他ケアをしている間(K氏がその間赤ちゃんの写真等撮影していてくれた)先生は私のその後のケア。お腹をふにゅふにゅ押している内に生暖かい物がどろり〜と排出される感覚。胎盤が無事に出たらしい。そして会陰切開の後の縫合。麻酔されていたのでさほど痛くなく時々チクリとする程度。
キレイになった赤ちゃんが連れてこられて寝ている私の横に。あぁ、生きてる。そしてまぁこれだけのモノがよく入っていたなぁ&出てきた(出した?)なぁ、なんておもってマジマジと観察。お乳も含ませてみたけど、まだあまり元気に吸い付かないようでちょっと舐めた程度。
携帯電話の持ち込みとかも全然問題なくオッケーだったので、K氏の携帯でさっそく双方の両親に電話連絡。分娩台の上で生まれたての赤ちゃんを横に置いて電話する光景はなかなかにスゴイ?ものがありました(笑)
出産直後はホルモンの関係で産婦は気分が高まるそうで、もうその時はナチュラルハイの極地!(爆)でした。実際はいきみ開始から出産後ひと段落するまで3時間位はあったと思うのだけど体感時間はすごく短く感じましたもの。
分娩台の上でしばらく横になっていたら、助産師さんが朝食を持って来てくれました。(この産院は産後にしか食事が出ない)出産した瞬間に痛みと吐き気が消えて、そういえば壮絶は空腹感を感じていたのでした(笑)ほとんど2日近くマトモに食べられなかったもの......。という訳で分娩台の背を起こしてもらって朝食。今までの人生の中で一番美味しく頂いた食事だったかもしれません(^^;)。あぁ、食事が美味しいってこんなに幸せな気分だったとは(しみじみ)
休憩後、K氏が赤ちゃんを抱き、私は結構元気にスタスタと歩いて(本当)入院室に戻る。
赤ちゃんはコットという専用の小さいベッドに乗せられ、私のベッドの横に並べられる。なんか不思議な光景。
K氏に「母親になった感想は?」と聞かれたけど、その時はまだまだ母親の実感が無くて『わからない』と答えてしまいました。
※これは後から大反省した事なのですが、自分の頭の中では何故か出産までしかインプットされてなくて、本当は出産後すぐに育児が始まるのに、生まれたての赤ちゃんがどんなもので、どうしてあげれば良いのかの事前知識がほとんど無い状態だったのです。無事に生まれるか?もし出産までにお腹の中で亡くなってしまったら?とかばかり考えていたのです。産前あれだけ時間があったのだから、育児の予習もしておけば少しはその後のとまどいも少なかったかな?とも思ったりします。でもまぁ過ぎてしまった事なので仕方ないですが、母親モードにシフトするのに随分と時間がかかってしまいました。でもこれは別に不自然な事ではないようですね。
入院室に赤ちゃんと戻り、改めて赤ちゃんをまじまじと観察したり、職場に無事出産の電話連絡を入れたり、友人に携帯メールを打ったり(笑)で午前中が過ぎ、お昼も美味しく頂いて(^^;)助産師さんに指示されてトイレで出産後初のお小水(^^;)会陰切開の後がしみるかなー?と思ったけどそうでもなかった.....。
午後しばらく爆睡。K氏は息子が生まれた喜びの余り?というか丁度地元の某模型店が一つ統合の為閉店になるという事で何故か?超格安投げ売り状態の鉄道模型を大量に購入してきた模様(をいをい(^^;)
生まれたての赤ちゃんは最初の1日は母体から貰った栄養があるので、ほとんど寝ていて胎便をする程度なのだそうです。私が爆睡中は助産師さんや、K氏が面倒を見てくれていました。
そして夜の9時の消灯時間。K氏は名残惜しそうに帰宅。私はいきなり赤ちゃんと二人きりで不安一杯状態になってしまいました。なにせまだおむつ替えもやった事が無いし、泣いたらどうしたらいいかも良く分らない状態だったのです。思わず助産師さんにナースコールして教えてもらいました。うぅー。
とにかく初体験な事ばかりで赤ちゃんがちょっとごそっと動くだけでも何だろう?と見てしまったりして(観察は面白いのだけど)翌朝までほとんど徹夜状態になってしまいました。
7月8日(火)
昨晩一時退院し家で様子を見る事になった訳ですが、陣痛は夜からまた復活し始め(汗)結局は陣痛の間隔をカウントしたりしながら朝まで一睡も出来ず。ピークの痛みもだんだん強くなってきたし....。
結局AM8時頃三鷹のSIM父に車で来てもらって再入院。
入院後さっそく内診。子宮口は6〜7cmに開いているそうだけどまだまだなので、とにかく部屋でひたすら陣痛を耐える事に。
....ここからが一番苦しい時間でした....。
陣痛(痛みのピーク)はだんだん強くなってきます。この痛みを言葉で表すのは難しいけれど、私の場合は”痛み”というか”熱い”という感じでした。う〜ん、尾てい骨の辺り?に左右と後方から熱した鉄を押し当てられている感じ.....。
痛みを乗り切るために色々姿勢を変えてみるも痛みのピークは痛い(当たり前ですが(^^;)。ちなみにやってみた姿勢は
・ソファに体を逸らせて座る(お尻にクッションを当てておいた)
・ベッドに寝て横向きに(痛みのピークで思いきり体を曲げて耐える!)
・ベッドを椅子のように背を調整して(リクライニングベッドだったので)足を伸ばして座る
・ベッドに横に腰掛けて膝に手を当てて座る(痛みのピークでひざ頭をぐっと抑えて耐える!)
....などなど。助産師さんに四つん這いのポーズも勧められ、それ用の超巨大抱き抱え用クッションも貸していただいたが四つん這い姿勢になろうとしたら吐いてしまいボツ。
だんだん姿勢を変えるのすら辛くなってくる。陣痛は容赦なく襲ってくる。K氏に間隔を時々計ってもらってもなんだか4〜5分間隔から狭まってこない。
そんな中、助産師さんは時々様子を見に来て励ましてくださいました。その都度陣痛のピーク時のお腹の張りの様子を見て胎児の心音を確認します(この心音がまた憎たらしくなっちゃう位元気でした(^_^;)
色々ポーズを変えてみるも痛いものは痛い(笑)本気で鎮痛剤を打って欲しいと何度思ったことか。でも『痛い〜』と口で言っても結局は痛みは楽にならないのよねー、と妙に達観していてあまりわぁわぁわめいたりはしませんでした。
一度様子を見に来て下さった先生は例によってのーんと「長丁場だから、出来るだけ睡眠取れるなら取って体力残しておいてね」とおっしゃいましたが....無理です(笑)だって約5分間隔で痛みの波が来るのに寝られますかっ(爆)
夕方、先生の再内診。子宮口の開き具合は6〜7cmであまり変わらず。うぅ。エコーで見ると胎児の体の向きもいまひとつだったので、先生がベストな状態へと胎児の回転を試みるがダメ(上手くいったら人工的に破水させて陣痛を促進させるかも、と説明された。)『今晩がんばって様子を見ましょう』という事で病室に戻りました。この時点ですでにかなりヘバってはいたもののとにかく陣痛で眠れないし、時間が過ぎるのをひたすら耐えるしかないなと思ってあきらめる(笑)
普通?陣痛というものはだんだん痛みの間隔が短くなって痛い時間が長くなっていくものだそうですが(本やネットでは必ずそう書いてある)私の場合は痛みの強さはとにかく、間隔がずーっと5分程度のままでした。まぁ体感時間がこの頃はかなり狂っていたような気がするので実際はもっと短かったのかもしれないですが.....。
長い夜、上記のように辛いながらもいくつか姿勢を変えてみて、最終的にはベッドに腰掛けて痛みのピークで深く呼吸して膝をぐっとつかんで痛みを逃す、そしてピークの間だけK氏に尾てい骨のあたりを中心にしてさすってもらう、という形でがんばりました。前日から職場を休んでずっと付き添っていてくれたのでさすがのK氏もグロッキー気味で私が深呼吸始めるのを合図にさすってくれつつもコックリしていたり....すまんのぉ。でもこれがあったからこそ辛い一晩を乗り切れたと思います。また、予告してあったとはいえK氏の休暇を快く認めて下さった職場の方々にも深く感謝、です(_._)。

7月7日(月)
陣痛が10分間隔を切ってきたようなのでAM2時頃産院に電話する。夜中だったので先生が出て、のーんとした声で(この先生はいつもそんな感じなんだが)とりあえず入院することに。陣痛といっても始めてなのでこれがそうなのかよく分らず、その頃は生理痛位の痛みだった。
SIM両親が昨日から車を置いていってくれてたのでK氏に運転してもらっていよいよ入院。
入院室(=陣痛室)にとりあえず荷物を置いて先生の内診。が、しかしちょっと早めだったらしく子宮口は2cmしか開いていないとの事。しばらくは様子見という事に。 先生に「赤ちゃんが下に降りてくるように、外は雨だけど軽く散歩した方がいいですよ」と言われ、K氏に急遽傘をコンビニで買ってきてもらって外出しようとするも、廊下に出たとたん陣痛で吐いてしまい(陣痛の波のピークで吐き気が来るのだ!)とても無理と外に出るのはあきらめ、病院内の廊下と階段を行き来するにとどめる(それでもしんどかったりしたが、早く降りてくれるようめいっぱいがんばった....つもり。)
そういえば、入院から退院まで毎日雨が降っていたような気がします。
助産師さんが勤務交代する度に挨拶に来てくださる。皆それぞれ個性的そうだけど明るい感じの人達。
「まだまだ。今日中は生まれませんよー」との助産師さんの言葉に早くもめげそうに(汗)(後から思うとこの頃の陣痛はまだまだ序の口だったと分かるのだが.....。)
入院したとの知らせにSIM両親が午後に見舞いに来るがまだまだ生まれそうもないので心配しながら帰る(^^;)。
そして言われた通り?陣痛の間隔はさっぱり短くならず痛みも強くならず、夕方近くには陣痛の感覚は逆に長くなってきてしまい、合間にうとうとしたり....(でも長くて30分位)。
※この”うとうと”から7/9朝の出産まで陣痛で一睡もできませんでした....。
結局微弱陣痛(陣痛が強くならない)ままなので、PM10時頃一時退院。ちなみに部屋の荷物はそのままにしておいて良いと言われました。(結局、この微弱陣痛での事前入院を入れて通常の入院より2日多く入院した事になりました。当然部屋代もプラスでした。うぅぅ。)
産院では産前は食事が出ず、陣痛で吐いたりしていたのでいったん自宅に戻った後、少しでも力を付けようとおにぎりをなんとかお腹に入れてみるも少し後にほとんど全部床に吐いてしまう。とにかく陣痛の痛みに合わせて?吐き気がついてきてしまうのです。しかし本人とても吐いたブツの後始末に動けず。K氏、すまぬ....。
とにかくひたすら陣痛が再開してまた10分間隔を切るのを待つという事でとりあえず就寝。が、私は眠れるはずもなく(爆)横ですーすー寝ているK氏をうらめしそうに見ながらベッドに横になって陣痛の間隔をメモに付けつつ夜は過ぎていくのでした....。
※ちなみに、よく「陣痛何時間で生まれた」と言ってますが、あれって陣痛の間隔が10分以下になってからのカウントだそうです。知りませんでした(笑)しかし、いつからなんてそんなはっきりとは分からないもんです。

7月6日(日)
早朝お腹が少し痛くて、これはお腹をこわしたかな?と思っていたら朝8時頃にいわゆる”おしるし”(陣痛が始まる前の前兆のよーなもの)らしき出血があって、なんかお腹が時々張る....あまり痛み強くない程度。生理痛より軽い位?だし間隔もバラバラなのでしばらく様子を見て、AM10時頃に産院に電話。先生が出て状況を話したら「あー、それだったら痛みの感覚が定期的に10分切ったらまた電話下さいね」だそうで、その後ずっと横になって様子を見る。間隔はバラバラで、午後3時位なんて30分以上開いたりしてついうとうとしたり.....これって本当に陣痛?と思いつつも時々張り(痛み)は来るのですが間隔が定期的に10分切らないので、ひたすら様子見状態。夕食もしっかり食べたし、シャワーとか浴びて待つしかないな、と腹をくくる。もし本格的に入院となれば更新しばらくストップしますがどうかご容赦を(_._)。
7月5日(土)
陣痛の徴候まだなし。散歩でもしようかとは思いつつ晴れて暑かったので買物とかはK氏にお願いしてすませてもらう。ついでに鉄道模型の中古をわんさか購入していたようですが見なかった事にしましょう(笑)
7月4日(金)
昼間まただらだらと過してしまったので、夕方帰宅するK氏と待ち合わせて食事&西荻散歩。結構歩いたかな?陣痛はまだまだ気配が無く、これは予定日過ぎるのかなー?という感じもします。暑くなってきたし重いし(;_;)そろそろ出てきてもいいんですが。
7月3日(木)
三鷹のSIM両親が車でやってくる。天気もそこそこだったので母と近くの荻窪八幡さんまで散歩。少しでも動かないとねー(^^;)。しかし蒸し暑くなってきました......。
7月2日(水)
眠い。とにかく眠い〜(爆)少しウォーキングでもしておかねば、と思いつつ挫折してトロトロと.....これは予定日過ぎるかしら?(汗)。小学校からの友人から久々にメールをもらう。同学年なんだけど、3人の息子がいて、上の子がもうそろそろ中学校という年なのでなんかちょっとうらやましい?(^_^;今度遊びに来てくれるそうで会えるのが楽しみです。
7月1日(火)
産休ですっかり遠のいている職場ですが、定期人事異動があった模様。上司にメールで聞いてみたら特に大きい動きは無いそうで。
三鷹の両親が車で来てくれて午前中検診。予定日まで一週間なのでお腹の子はいつ生まれても大丈夫との事。あとはひたすら陣痛待ち。どきどき(^^;)。

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