タイトル飾り SIMのAMIGA物語

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 第5話「AMIGAでANIMEなANIMATION80の友人」
(1998/6/4)


という訳でNさんの話です。ずっとこの話は書こうと思っていたのですが、なかなか機会がもてず、やっと電話で色々確認させてもらいました(^^)。(なので、一部聞き取り間違いとか見つけた方は指摘してくださーい(笑))

関係ないですが、アニメーション80にはNという名字の方が3人もいます。(会員は20人もいないのに)ちなみに3人のNさんの内もう一人のNさんはAMIGAの正統派?ユーザーでAMIGAをスタートにして3DCGの世界に入り、その後ワークステーションで仕事をするようになっております。 残りのNさん(笑)はMacユーザです。

PAR( Personal Animation Recorder )のチラシより
PAR( Personal Animation Recorder )のチラシより。
なにせ発音すると「ぱぁ〜」なので最初な何事かと思いましたよーまったく(^^;)。

それはともかく....。Nさんはずっとアニメーションは自主制作でやっている人でなかなかに個性的な動画を描く人ですが、8mmや16mmフィルムとかは全然さわった事がないそうです。

では何故AMIGA?それはたまたまお兄さんが持っていたからだとか。お兄さんはアメリカで生活する事が多く、自分が日本に居ない間もったいないから、これでアニメが作れるから、とNさんにAMIGAを使わせてくれたそうです。(本人はやっぱりアニメが作りたかったらしいです。あとはゲームも目的だったとか)

ですからNさんにとっては『そこにたまたまAMIGAという道具があってそれでアニメが作れるらしい』というので使い始めた訳です。AMIGAはNさんにとってアニメ制作の為のカメラのようなものなのです。

最初はDCTV?という映像取り込みソフトで1枚1枚取り込んで並べて動かしていたそうですが、そのうちPersonalAnimeationRerorderというボード(とソフト)の事を知り、アメリカのお兄さんに頼んで買ってきてもらったそうです。(いいなぁ)PARにしたら画質は圧倒的に向上したそうです。

Nさんは動画は全部紙に描きます。現在はそれをビデオカメラでTVC-IV経由でPARに取り込み、それを連番ファイルに書き出して、前回の話に登場したSさんの作ってくれた合成プログラムを使ってADProで映像を合成してそれをPARに戻して最終的な動画に仕上げているのだとか。

NさんはAMIGAをそれだけにしか使っていません。他の音楽やら、お絵描きやら、ましてやプログラミングは全然興味がないんだとか。まさにNさんがアニメーションを作るのだけに特化したAMIGAです。(AMIGA4000を使用しています。他に素なままのAMIGA2000もあると言っていたなー)

なかなかに面白い事例だと思ったので紹介してみました(^^)。
世の中って色々な人がいて面白いですよね(^^)。

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