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 AD516というボード
(1999/1/11)


AD516とPARの話はNIFTY-SERVEのFAMIGAの11番会議室「「Me's Media:AMIGAで作ってみようfrom日本」への書き込みを元に構成しています(^^)。


結局友人から借用したものの、検証しないまま私のが来てしまったので(曝)返却がてら友人宅に行き、宍戸さん(ワタクシのAMIGA師匠(^^;)でもある3DCGアニメーター)もお呼びしてAD516の使い方とPARとの同期を検証いたしました。

結論から先に書きますと
『1フレームのズレもなく完璧に同期します』
同期の話は別発言で書くとして、とりあえずはAD516というボードについて少し書きます。

AD516はいわゆるハードディスクレコーディングボードですね。
44.1Kで8トラックの音声を扱う事ができます(68030以上)
ハードの要求スペックは以下の通り。(なかなかにシビアな環境ですね)

■Amiga2000,2500,3000 or 4000
■SCSI HardDisk
■3 MB of system RAM
■Free ZORRO II or III slot
■Workbench 1.3,2.0 or 3.0
■Large, fast hard disk(100+MB<23ms access time)
■68030 or 68040 CPU
■Tape drive or other method to backup your hard drive

ドライバとしてStudio 16(Ver3.01)があります。
対応フォーマットとしては以下のものがあるようです。
すいません全部は良く分かりません(曝)

■Studio16_2.0
■Studio16_1.0
■AlFF 16bit
■IFF_8SVX
■AlFF 8bit
■RAW

このうち、「Studio16_2.0」フォーマットでデータを取り扱う時のみ、音を編集した時のUNDOが可能です。
このフォーマットのままでPARとの同期は取れますから、他のフォーマットに形式変換は特に必要ないと思われます。

レコーディングはほとんどテープ録音と同じような感覚です。
サンプリングレートは44.1Kまでオッケーです。
あらかじめ色々な設定を済ませ、ファイル名を決めて、Recordボタンを押すだけでレコーディングがスタートします。

Macとの比較で恐縮ですが、MacだとMacromediaから出ている「SoundEdit 16」というソフトの使い勝手と良く似ている感じです。(私感ですが)

一つだけ注意しなければならない事がありまして、音を実際にCUELIST(トラック別に音を並べるウィンドウ)に並べる時に00.00.00.00(つまりド頭)に揃えてはいけないという事。
少なくとも最初から10秒以上後に置かないと、再生の頭が切れてしまいます。
この問題は「CUELIST PRERERENCE」で再生の頭をズラして設定する事で回避できます。
↑これはPARとの同期を取る時に問題となります。

なにせ私も音の専門家ぢゃないので、あまり詳しく突っ込まれるとちと困るのですが(苦笑)
とゆー訳で「ふむ、こんなもんかい」的に思っていて下さい。

参考までに。お値段はといいますと
定価は1,500ドル。日本だと\190,000で販売されていたみたいです。うひー(笑)。

私は友人のお兄さんに探して貰って、合計509ドル(本体440ドル、送料+保険69ドル)で
入手しました。
ありがたや〜。持つべきものは友人です(^^)。

さて、いよいよPARとの同期ですね。どきどき(しょーもない(^^;))

(続く)

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