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 PARでどきどき
(1999/1/11)


という訳でいよいよPARとの同期です。

あ、ちなみにAD516はAREXXにも対応しているみたいです♪
「AREXX interface」と箱に書いてありましたので。
(すみません、マニュアルを調べる気力が.......)

PARとAD516はSMPTEで同期します。
と言っても私は「そうゆうものだ」としか認識できていないので、SMPTEについてはどなたか解説をお願い出来るとありがたいです。
(↑他力本願モード(_._))

先の発言で
『少なくとも最初から10秒以上後に置かないと再生の頭が切れる』
と書きました。
では、それを回避するにはどうすれば良いかというと、いわばソフトに『仮想的助走時
間』
を与えてやれば良いのです。

例)
CUELIST PRERERENCEで以下のように設定します。
Start Time : 00.59.50.00(0時間59分50秒00フレーム)
End Time : 01.01.00.00(1時間01分00秒00フレーム)


必ずしもこの時間でなくてよいです。
つまり、この場合は「音は1時間00分00秒00フレームからスタートして1時間01分00秒
00フレームまであるんだよ。AD516はそれより10秒早くから助走体制に入ってね」
という
事です。

これを専門用語でプリロールといいます。
このあたりはFAMIGAの会議室にてコメントも付いておりますので、NIFTY-SERVEのIDをお持ちの方は是非ご覧ください。

何故1時間も置いてるかというと、これは単純に10秒再生の頭をずらすよりは1時間ずらした方が感覚的に分かりやすのでは?という程度の問題です(宍戸さん談)。

さて、ここでAD516(Studio16)からいったんPARに移動します。
マルチタスクなAMIGAはこういう時とっても便利♪。
(この後何回もPARとAD516のウィンドウを行き来しますし)

PARの映像は00.00.00.00から始まっていると思いますが、問題ないです。
絵を見ながら、音を同期させたいタイミングの所のフレーム番号をメモしましょう。
で、メモしたらAD516(Studio16)に戻ります。
(この時PARは終了しないでね)
後はフレーム番号に合わせて音楽、効果音をトラックに配置します。

音の準備が出来たらいよいよ同期再生です。
PARに戻りましょう。
「SMPTE」というボタンがあるのでクリックすると
「Time Index」というダイアログが出てきますので、そこに
01.00.00.00(1時間00分00秒00フレーム)と入力します。
そして、PARを再生一時停止状態にします。
(この状態は常にPARのHDDにアクセスしてる状態なのであまり長時間このままにしない方が良いでしょう(^^;))

つまりはPARの方を無理やり?AD516の再生の頭のタイミングに合わせてしまうのです。
『両方とも1時間00分00秒00フレームから再生しなさいね』という訳です。

またAD516に戻ります(ややこしくてすみません)。
AD516でCueをONにします。(デフォルトは何故かOFFなので。このままだと音が出ません)
そうして再生して見ましょう。
あ、もちろんPARからの出力映像とAD516からの音声はモニタ出来るようにして。
『をを〜、同期してるやんけ(曝)』
あっけない位簡単でした。

再生のチェックが終わったら、PARに戻り、再生を停止してSMPTEをオフにします。
再生の頭さえしっかり合えば、後は完全に同期します。
映像と音声が始めは合っているのに、後に行くほどずるずるとズレていくという事はありません。

以上、PARとAD516の同期実験?報告終わり!(^^)/


1/11時点での追加情報
実はPARとAD516はNTSC映像と音声のタイムコードの関係で厳密には同期しないらしい、という情報も(先日のFAMIGAでのRTで)得ておりますが、5分以内だったら気にならない程度らしいです。
この辺詳しく調べて検証してご報告したいのですが、なにせマシンが起動してない状況なので(大苦笑)あやふや状態でごめんなさい。環境が安定したら調べてみたいと思っておりますので、お待ちくださいね。

(続く)

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